こんにちわ。このページはJeremy Nelsonによって作成されました。このShowcaseのサンプルのほとんど を作成しましたが、ウェブサイトの構成によく利用する方法のアウトラインを示せばとっても役に たつと思ったのです。この章では作成しようとした動機などについて述べています。
なにをしようとしていたのか
このShowcaseではユーザにNetPresenzで可能なことの簡単な例を提示することが目的でした。 例を示すことによってNetPresenzをよりよく活用することができるでしょうし、立派な ウェブサイトを構成することがより簡単にできるでしょうし、特に私たちにとって重要 なのは私たちに質問が来ることが少なくなると思ったからです。悩まされたこと
ウェブサイトがテキストが大部分を占めるならば規模はあまり問題ではありません。テキストは グラフィックに比較すれば非常に小さな大きさにしかならないのです。グラフィックは スペースを削るために小さくしたし(ウェブサイトに使うグラフィックは100k以下になる) それはウェブサイトのダウンロードが適切な時間内で行われるためでもある。
- showcaseをあまり規模を大きくはできない
- showcaseは完全でなければならない
- showcase技術的に正しくなければならない
ウェブについてはなすのに完璧を期することは難しいでしょう。ウェブは 常に急速に成長していますし、技術の宝庫ですし、創造性の広い視野が必要だからです。 でも私たちは可能性を示すための基本的な入門を提供することをこころがけました。
Showcaseを技術的に正しく作るのは決して簡単なことではありません。Showcaseはブラウザ に依存しないように作ったつもりです。ShowcaseをWebLintを通してチェックし、文書を 構成するよい経験になるようにしたつもりです。にもかかわらずリンクは日が経つと 切れてしまいますし、ネットスケープに依存するタグ(これはマイクロソフトの インターネットエクスプローラでも動作しますが)を使っていますし、中途半端に 絶対パスと相対パスを混合して使用しています。
使用したネットスケープに依存するタグは重要なものではありません。他のブラウザでは ウェブページは品にかけるかもしれません。ページは Lynx(Unixのブラウザ)では正しく表示されます。
このサイトが絶対パスと相対パスを混合して使用せざるおえなかった理由をあげます:
- ユーザはウェブページを見るのにNetPresenzを使うとは限らない
絶対リンクと相対リンク
NetPresenzを介してウェブページをみた場合には次のようなリンクを参照するためのルート ディレクトリがあります。/path/file木構造内で参照する文書を移動してもリンクは有効です。しかし、ユーザがindex.htmlファイルをブラウザにドラッグアンドドロップして開いた 場合にはリンクは失敗します。なぜならユーザがこのサイトをNetPresenzを介して いることが保証されないからです。このShowcaseのたいていのウェブページは相対リンク を用いています。従ってindex.htmlファイルをブラウザにドラッグするだけでたいてい のサイトへのリンクはうまくいきます。
例外はトリッキーな構成の場合です。トリッキーなウェブページではNetPresenzを使わなくては 得られないようなNetPresenzのかっこいい機能を示しています。トリッキーな構成では すべて自分でテクニックを開発しました。たいていのページではヘッダーやフッターに Server Side Includeを使っています。絶対パスやミッシングファイルを利用しました。
要求されたファイルを検索するちょっとしたテクニックがNetPresenzでは用いられています。 Trickyフォルダには2つのインデックスファイルがあります。それはindex.htmlとindex.shtml です。NetPresenzをサーバとしないマシンを介してファイルを読み込もうとした場合、Tricky ディレクトリ内にリンクするファイルをたどる時にはIndex.htmlを読込ます。しかし NetPresenzをサーバとするマシンを介してファイルを読み込む場合はIndex.shtmlを読み込みます。 これはNetPresenzがindex.htmlを要求した場合には、まずindex.shtmlを検索するからです。
その結果NetPresenzを通して見ない場合、このShowcaseのテクニックの章をみることは できません。その代わり警告のページを見ることになります。
ツール
たいていのウェブページは BBEditを用いて記述しました。 (日本語版はYooEditを使いました)自動化ツールがとても役に立ったことは いまだかつてありませんでした。特に今回はリンクがどのように使われているかについて より密接な制御が必要でした。私は自動化ツールが逆に非生産的であったのだと思います。BBEditは大変多くのすばらしい便利な機能を有しています。たとえば、複数のファイルに わたる検索や置換、文法に準拠した色分けやBBEditの機能拡張などです。Peterは 単なるテキストの文書をHTML形式に変換する perlスクリプトを作成しました。これは大変便利です。
Perlは私たちがCGIを記述する場合に気に入って いる言語です。最初はちょっととっつきにくいですけれども、そんなに難しくはありません。 全く無駄のなくて速くてCGIインタフェースがうまくしつらえてあります。アップルスクリプトは ちょっと無駄がありますし、遅いし、どこでも使えるというわけではありません。Frontierは 強力ですが難しいでしょう。
グラフィックスにはアドビ フォトショップを使いました。 フォトショップは私が奨めるものよりぬきんでています。が、私にはそれだけしか 与えられなかったのですけれど。 もっとも重要なのはフォトショップはカラーパレットを削り落として‘ウェブ’のカラーパレット に適合させることができることです。これはグラフィックスがコンピュータの画面に表示 された時に表示色が再構成されないで済むことを意味します。また、使用する色数を減らすこと でファイルのサイズも小さくなります。
Showcaseに含まれるすべてのグラフィックスはコンピュータで作成しました。また GIFフォーマットを使いました。GIFでエンコードされた色の一様な部分を持つ絵はJPEG よりもきれいに表示されます。複雑な画像には私はJPEGを用います。また、たいていの 画像にはインタレースGIFを使用しています。これはダウンロードするに従って‘徐々に’ 画像が姿を鮮明にするものです。あなたのサイトをアクセスするユーザがレスポンスの 低下を感じさせない方法の一つとして画像のサイズを小さくするのはよい方法でしょう。
正しく表示させるために
私はホームページ(サイト)を矛盾のないものにしようと心がけました。これは ウェブの自由度があなたにほとんど何でも、通常はあなたのホームページ(サイト) のユーザを混乱させるのもごく簡単なことを意味します、できるようにするということで 重要なことです。矛盾のないものを提供することでユーザは常に彼らが現在どこにいるのか 把握することができます。このShowcaseの弱点の一つはタイトル(マッキントッシュのウェブブラウザではウィンドー のタイトルとして表示されます)がウェブページ(設定、HTML、テクニック・・・) の‘カテゴリ’を実際のウェブページのそれよりも反映してしまうことです。 これはそれがたいていのブックマークで表示されるタイトルになってしまうので うまくありませんし、ウェブページを特定できなくしてしまいます。テクニックの章で ヘッダやフッタをServer Side Includeを利用することでこれが起こってしまいます。 SSIの実行サンプルを提供するということと正しいタイトルを表示するということと のトレードオフになってしまいました。
ブラウザについて
このShowcaseを構成するのに私たちはマイクロソフトのインターネットエクスプローラ 3.0b4を使用しました。安定していて信用できるものでした。ネットスケープの2.0や3.0でも テストを行いました。HTMLは非互換なタグを含んでいるので、 異なるウェブブラウザで同様な表示になるように保守的にならざる 終えませんでした。たとえば表の中央揃えのタグです。表はHTMLで一連の内容を揃えたり、 書式を整えるのに使うと大変エレガントで強力なものです。 左揃えのリストを中央揃えしたいと思うのはとっても自然なことだと思うのですが、 それは不可能なのです(と思います)。表の中央揃えには3つの方法があるのですが、 そのどの方法でも現在使われているメジャーなブラウザ、すなわち インターネットエクスプローラとネットスケープでは全く正反対の結果になって しまいます。というわけで、私たちはあきらめてしまいました。
もし可能であれば作成したホームページ(サイト)をLynxでもテストすることを おすすめします。LynxはUnixのウェブブラウザです。Lynxは速くて、クリーンで、 すばやくあなたのホームページ(サイト)のまた別の表示をするでしょう。 あなたがLynxによるホームページ(サイト)の表示を配慮する なら他にもなにか問題がおきるかもしれません。
時間について
ウェブサイトの作成には時間がかかります。メンテナンスにも同じくらい時間がかかります。 小さなウェブサイトを作るのにさえ長い時間がかかり、しっかりとしたウェブサイトを 作るには気の遠くなるような時間がかかるということを忘れないでください。 ウェブサイトはまったく公開されるものですから心してかかってください。すなわち、 あなたが今まで直接会った人の数よりずっと多くの人があなたのサイトを見て読むのだと いうことを。あなたのサイトを見る人のあなたに対する印象はなたたのウェブサイト からのみ感じるでしょう。ですからきっちりと時間をかけてしっかりと作ってください。
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